ワンちゃんの夏ばてと食欲低下について考える

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毎日、本当に暑い日が続いています・・・

元々、北極圏で生活していた狼族・イヌ科の動物は、我々人間よりさらに暑さは苦手です。この時期はもちろん消化機能が低下します。それゆえ、本能的に食欲も落ちるのは当たり前のことです。

そういう時に体力をつけるという名目でたくさん食べさせようとする事は、飼い主の方の自己満足で誤りです。では、野生動物はどのようにして、この時期を乗り越えているのでしょうか?


定温動物である犬達(人間も)は、秋から冬にかけては食欲も旺盛になり、よく食べて身体に脂肪をつけて厳しい冬を耐え抜きます。体温を37℃〜38℃に保つためには、しっかり食べてエネルギーを燃やさなければ、外気の寒さによって体温が低下し生死にかかわります。

反対に春から夏にかけては、食欲が落ち、身体から脂肪をそぎ落とし、夏の暑さに耐え抜きます。又、外気も高温で体温が奪われることもないので、体温維持の為に、たくさん食べてエネルギーを燃やす必要がありません。

この様な夏場に、ワンちゃんたちに冬期と同じように食べさせようとすることは間違いです。

消化機能が低下している時は、それに見合った食事量を与えるのが良い方法です。特に赤ちゃん犬、老犬は消化吸収力が低いので気をつけてあげて下さい。過労やストレス等で胃腸にトラブルのあるワンちゃん達は、内臓を冷やさないよう工夫が必要です。

胃腸を冷やすことは免疫力低下につながり、下痢や便秘を引き起こし、栄養素の消化吸収不良をおこします。

氷やアイスクリームはあまりお勧めできません。

昔から「年寄りの冷や水」といい、老人や身体の弱っているものは冷たいものを摂らないように戒めています。これはワンちゃんにもいえることです。体温が一度下がった時点で、免疫力が低下して微妙な不調の症状が起きることはよくあります。

クーラーによる冷えすぎにも注意してください。

この時期は少量で消化吸収のよい、酵素、乳酸菌、ビタミン、ミネラルの豊富な食事を心がけてあげましょう!又、お昼の日差しの強い時間の外出はなるべく避けて、朝夕の涼しいときに散歩させてあげましょう。休養と睡眠をしっかりとるように心がけてあげましょう。

                        川瀬 隆庸

     

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