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犬 ホリスティック健康情報・自分の尻尾を追いかけ続ける

川瀬 隆庸の健康通信・自分の尻尾を追いかけ続ける行動についてご紹介。

vol.36 自分の尻尾を追いかけ続ける

お客様からトリミングやペットホテルで お預かりする子の中に時々、一心不乱に 自分の尻尾を追いかけ続けるワンちゃんを見かけます。


このように自分の尻尾を追いかけるような行動を 「常同行動(compulsive behavior)」と言います。


動物園の熊が檻の中を行ったり来たりしたり、 実験室で飼育されている猿が身体を決まったペースで 揺り動かしていたりするのと同じです。


犬の常同行動には「尻尾を追いかける」以外にも、

・尻尾を咬む
・見えない影やハエを追いかける
・自分の体や床、家具等を過剰になめる
・一定のペースで吠え続ける

等、様々な行動があります。


常同行動の要因すべてはまだ分かっていませんが、 ストレスを感じる状況下で発生しやすいことは 分かっています。


例えば、過度の拘束(ゲージに入れられたまま鎖につながれている)、 運動の不十分、刺激がなく飼い主に注意を払ってもらえない生活環境等は 常同行動が起こりやすいのは事実です。


飼い主の中には「広い庭で放し飼いにして運動も十分にできるはず」 と言いますが、庭に1年中閉じ込められ、刺激もまったくない生活は、 若い犬にとっては十分なものではないと思います。


庭に放し飼いのワンちゃんであっても、1日2回は飼い主と散歩して コミュニケーションをはかり、また、ボール遊びや引っ張りごっこ等で 遊んであげると結果として2週間ぐらいでグルグル回る行動もなくなり 表情も変わってくるものです。

愛犬の健康情報、「自分の尻尾を追いかけ続ける行動」についてご紹介しております。

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