【体温】
体温は1日の中でもある程度変化しています。
午前中は低めで午後は高めが普通で、寝ている時は低めで運動後は高めになります。
いつも同じ時間に同じ環境で測定してみましょう。
標準は小型犬で38.5℃~39.2℃、大型犬で37.5℃~38.6℃と小型犬の方が平熱は高いです
病気の時は病気(ウィルスや菌)と戦うため体温は上がり、もし病気に負けてしまった時は体温が下がってきます。
【脈拍数】
体温と同じく時間や体調により変化しています。
愛犬を横ばいにさせて後ろ足の付け根(内側)を手で触っていると脈がとれる場所を見つけることができます。
15秒間の脈拍数を数え、×4で1分間の脈拍数とします。
標準は小型犬80~120、大型犬で60~80です。
【呼吸数】
熱があったり運動後は速くなっています。
愛犬と顔を向きあい、15秒間の呼吸数を数えます。
その数×4で1分間の呼吸数とします。
標準は小型犬で20~30、大型犬で15くらいです。
【体重】
定期的に量っておきましょう。
小~中型犬は抱っこして体重計に乗り、その後人間分の体重を引いて下さい。
大型犬はトレーや板などを使い上手に量って下さい。
体温、脈拍数、呼吸数、共に上がっている時は病気と戦っている時で、安静・絶食(水以外)が基本です。
本当に危険なのは、どれもが下がってきた時です。
いざという時のために普段から愛犬の健康データは定期的に確認しておきましょう。
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修
代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。