心臓はいっときも休む事なく収縮と拡張を繰り返し、1分間に数リットル、運動時にはその5倍もの血液を全身に送り続けています。
加齢により血管が老化したり、若くても食生活の乱れ等で血管に炎症が起こり、動脈硬化や狭心症に結びついていきます。
老化は全ての動物には避けて通ることができませんが、食事も大きな原因になっていると考えられます。
心臓病の症状としてムクミがありますが、食事法としては利尿と排便が決め手になると思います。
便秘は大敵で、いきんでかたい便が出たあとに心臓がドキドキします。
心臓は全ての臓器と関係していますが、特に腎臓と肺、大腸とは深い関係があります。
特に利尿によい食材としては大根と小豆がオススメです。
排便によい材料は何と言っても「アンコでウンコ」の小豆です。
あずきといっても、甘いアンコは絶対厳禁です。
ほかに、キャベツやリンゴ、里芋やじゃがいも、そしてトウモロコシ等もオススメです。
大量の便が出ます。
逆に、ゴボウやサツマイモはかたい便が出る場合もありますので注意して下さい。
心臓病は一度発症すると完治は望めません。
元気な時から血液をサラサラにする食材でもあるオメガ3オイル等を食べさせてあげ、心臓の負担を軽くすることも大切です。
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修
代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。