愛犬と暮らしていると、おやつやご褒美にと、私達が食べている物を与えてしまう事があるかと思います。
しかし、人が食べても大丈夫な食べ物でも、犬にとっては有害な物も多くあります。
では大事な愛犬に食べさせてはいけない物はとはどのような物でしょうか?
目次
昔は人の食べ物を与えていた?
ドッグフードが日本で普及し始めたのは、1960年代になります。しかし初期の頃は富裕層の一部の飼い主様にしか普及しませんでした、1970~1980年代に広く普及し始め、以後、愛犬の安全や健康を考えたプレミアムフードも誕生します。
では、ドッグフードが誕生する前は犬たちが食べていたものは、どんなものだったでしょうか?
答えは、人の食べ残した残飯が多かったそうです。その中には犬にとっては有害な食べ物もありました。そんな愛犬にとって危険な食べ物をご紹介させていただきます。
愛犬に食べさせてはいけない食材
たまねぎ・ネギ・にんにく・ニラ等のネギ類
たまねぎ等のネギ類には、アリルプロピルジスルファイドと言われる成分があり、この成分が血液中の赤血球を破壊し、溶血性貧血や血尿を引き起こす可能性があります。
また、直接食べなくてもスープなどに入っている場合も、成分が溶けだしているので与えてはいけません。
ぶどう・レーズン
原因となる成分はわかっておりませんが、急性腎不全を引き起こす可能性があります。
●急性腎不全
短期間で腎臓の働きが落ち、機能しなくなる状態で、主な症状としては【食欲が無くなる・嘔吐する・動きたがらない・おしっこをしない・背中を丸める】等があります。
チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンと言う、成分が愛犬にとって毒になります。テオブロミンの作用が犬には大きく出てしまう為に、下痢や嘔吐などの症状を引き起こします。
マカダミヤナッツ
原因となる成分はわかっていませんが、【下痢・嘔吐・発熱・痙攣】等の中毒症状が起こる可能性があります。
摂取後12時間以内に症状が出ることが多いという事です。
キシリトール
キシリトールとは糖アルコールと言う甘味炭水化物の仲間で、自然界に存在する天然の甘味料の一つです。キシリトールは多くの果物や野菜などに含まれ、全ての糖アルコールの中で最も甘く、その甘さは砂糖と同じと言われています。しかしこのキシリトール、人では無害ですが、犬が摂取した場合、血糖を低下させ【意識の低下・脱力・昏睡・痙攣・下痢・嘔吐】等が引き起こされる可能性があります。
アボガド
主に皮や種に含まれている、ペルシンと言う成分が原因で【下痢・嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
アルコール
犬はアルコールを分解する事ができません。その為、一度アルコールを摂取すると長期間体に留まり、中毒症状を引き起こす可能性があります。アルコールでの中毒症状は【嘔吐・昏睡・呼吸困難】等です。
食べてしまった時の応急処置
一番有効的な手段は嘔吐させることです。有害な成分を吸収しないように早めに吐かせましょう。あくまでも応急処置の為、処置後は速やかに獣医に連れていきましょう。
動物病院へ連れて行った際には愛犬が何を食べたか、量はどれくらい食べたか、いつ食べたかを正しく伝えましょう。
愛犬の届かない場所に置いておく
これらの愛犬が中毒症状を起こす食べ物を食べてしまわないようにするには、愛犬が届かない場所に置いておく事が一番いいです。愛犬の手の届かない場所、ジャンプしても届かない場所に置いておき、自分が食べる場合や調理する場合には万が一にも愛犬が食べないように気をつけましょう。
これらの食材を食べてしまったに中毒症状が起きるのには個体差がありますので、量によらず口にさせないようにしておく事が重要です。また、人が食べるものを与えて、それに慣れてしまうとドッグフードを食べなくなる事もありますので注意しましょう。
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