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犬のよだれの種類と気をつける事
愛犬が食事をワクワクしてよだれをたらす姿はとても可愛いですね。
また、なぜ今大量のよだれが出るの?と思うことがあったりと
愛犬のよだれには様々な感情や身体からのサインが出ています。
本日はそんな愛犬のよだれについてのお話です。
愛犬の感情からくる大量のよだれ
リラックスよだれ
愛犬が身持ち良さそうにのんびりくつろいでいる時、大量ではないですが水のようなサラサラしたよだれを出します。
リラックス度が高いと副交感神経が刺激されリラックス後の睡眠の質も上がります。
人間でもアロマの香りに癒され睡眠を取る人が大勢いらっしゃいます。
嗅覚の鋭い愛犬のことですから生活の中での匂いでストレスを感じていたりリラックスしたりするので愛犬の好きな匂いを見つけるのもいいですね。
冒頭で言った食事の時のワクワクよだれは良いよだれですが飼い主さんの待て!が長すぎるとストレスを含むよだれとなる事があるかもしれません。
ストレスよだれ
また、愛犬が散歩中に怖い目にあったり飼い主にきつく叱られたりした時に唾液がドッと分泌されることがあります。
所謂ストレスを感じた時にでるよだれです。
私事ですが愛犬2匹がたまに喧嘩するのですがいつも勝つ2匹目に飼った犬は喧嘩の後に大量のよだれを出します。
体重が6.5kgと2.2kgと体格が違いすぎてケンカというより苛めるみたいになるので飼い主が止めに入って叱るのですが
叱る間もなくケンカが終わったときも部屋の隅で縮こまって大量のさらっとしたよだれをだします。
一般的にはストレスの唾液はねばっとしていると言われますが一概には言えないようです。
愛犬の身体の状態からくる大量のよだれ
暑さによる体温調節
暑くなってくると愛犬の口は開いた状態でいる時間が長くなります。
そして、いよいよ暑くなると荒い呼吸(パンティング)して唾液を蒸発させて体温を下げます。
この時、中型犬以上だと大量のよだれが出てくることがあります。
犬は汗腺が少なく口で体温調節をするためです。
誤飲によるよだれ
愛犬の食物アレルギーがひどい場合や犬が食べてはいけないものを食べた場合も大量のよだれが出る場合があります。
胃液といっしょによだれがでる場合は黄色い色がついています。 色がついている場合は食べ物の色か消化液かを見る必要があります。
よだれから判断する病気
愛犬のよだれが出る症状で最も多いのが熱中症です。5月、6月が人間でも多いので注意が必要です。
体温調節ができなくなるためパンティングが激しくよだれもでます。
またてんかんや急性の内臓疾患、食中毒など泡状のよだれが出たり、ふらつきが見られたら病気の可能性もあるので対応できないと感じたらすぐに病院へ行きましょう。
よだれ焼け
多くは涙焼けと一緒に出ることも多いですが中型犬以上の愛犬は涙焼けはなくよだれ焼けだけの場合もあります。
よだれ焼けは消化不良が一番の原因です。健康で消化の良い食べ物を適量食べて こまめによだれを拭いてあげると改善に向かう事も多いです。
特に高熱を加えた、変異したたんぱく質は消化が悪いので避けましょう。
口内環境からくるよだれ
3才以上の愛犬の70%以上が歯周病というデータもあるほど歯石などで悩んでいる飼い主さんは多くよだれが多いというデータもあります。
但し、歯周病になる前の健康なよだれを考えた場合はよだれは出たほうが良い口内環境を維持する事ができます。
これはよだれの成分にホルモンや酵素があり口内だけでなく身体全体の健康に良い影響をもたらします。
また、愛犬のよだれはアルカリ性よりの成分を持つため酸による歯のエナメル質を侵すのを防ぎます。
したがって人間と違って虫歯には成りにくいのですが石灰化しやすくなり歯石ができやすい口内環境にあります。
できるだけ1日1回は歯磨き、歯磨きができない場合は噛むおもちゃで遊ぶ、生骨やガムを噛ませる、サプリメントを飲むなど色々な対処法があります。
あなたの愛犬に合った口内環境の健康を守って良いよだれを分泌させて愛犬との楽しい生活を送りましょう。
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