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犬 ホリスティック健康情報・骨の強度低下とは

川瀬 隆庸の健康通信・骨の強度低下についてご紹介。

vol.34 骨の強度低下とは

最近のワンちゃん達は昔と比べて骨折リスクが 高くなっているように思います。

実際、当店のお客様でもちょっとの段差から 飛び降りただけなのに骨折したという相談を時々頂きます。

一般的に骨が弱くなる症状を「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」 といいますが、骨粗鬆症には2つの種類があります。

1つ目、「原発性骨粗鬆症」は女性ホルモンの低下が大きく 関与していると考えられています。

メスが避妊手術をすると女性ホルモンが大きく減少して 骨折のリスクが高まることは明らかです。


2つ目、「続発性骨粗鬆症」は糖分の取り過ぎによる 低血糖症や糖尿病、ステロイド剤服用、関節リウマチ等が 挙げられます。

この場合、原因疾患の改善によって劇的に改善される 場合もあります。


犬の骨は全身に約200個以上あり、主に3つの働きをしています。
運動、造血、カルシウム貯蔵と調節です。

そしてカルシウムは骨の強度と密接に関わっています。


最近多い骨折は運動不足や砂糖を含んでいる甘い食べ物を 食べる食生活が原因と考えています。

これを改善させていくためには、ライフスタイルを 見なおさなくてはなりません。

骨粗鬆症の治療は基本的に「運動」「日光浴」「食生活」の 改善になります。

運動はとても大切で骨に重力を加えることで骨密度は 維持されると考えられています。

日光浴はビタミンDの増加と活性に直結しています。

ビタミンDの活性により腸管内でのカルシウムの吸収が 高まり、また骨の質よりも良くなると考えられています。

そして、何より大事なのは食事になります。

特に砂糖を含んだ甘い食べ物を食べると身体から カルシウムが奪われてしまいますので注意して下さい。

なによりも、カルシウム、リン、ビタミンD、タンパク質等の バランスがとれた食べ物を与えることをオススメします。

そして、腸での吸収力を高めるためには過食にならないように 注意することも重要です。

年齢と共に骨密度が低下することは避けられません。

そのため若いうちから生活習慣に気を配り、丈夫な骨を 作ることで老犬になっても骨の質や密度が十分に維持できる ようにしましょう。

愛犬の健康情報、「骨の強度低下」についてご紹介しております。

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