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犬 ホリスティック健康情報・子犬の健康管理

川瀬 隆庸の健康通信・子犬の健康管理についてご紹介。

vol.45 子犬の健康管理

春は子犬を家に迎え入れるのに良い季節です。
子犬の健康管理について考えてみましょう。


子犬は生後2〜3ヶ月くらいで家に来ることが多いと思います。
この頃までは体温調節機能がまだ完全ではなく、
体温調節が上手にできません。
毛布等を与えたりして暖かくしてあげて下さい。
暖める場合は部屋全体を暖めるより、お腹だけが
暖まる様にするのが良い方法です。
※子犬が母犬のお腹にくっついて暖を取るように)


寒さを負担に感じる最も多いのが昼夜の寒暖差で
6度以上の温段差は身体にストレスを与えることになります。

悪い例では、昼間家族と一緒にリビングで過ごし、暖房を入れて
暖かくし、夜には暖房を消して人間は寝室で眠り犬だけが
暖房の切れたリビングで朝まで寒さをしのぐというパターンです。


子犬が病気を発症するきっかけはほとんどの場合、ストレスが原因で
ただでさえ母犬や兄弟犬達と離れて不安に感じている時に
生活環境が大きく変わる訳ですから、ストレスを貯めないように
よく遊んであげてしっかりコミュニケーションを取ってあげる事は
非常に重要な事と言えます。


子犬の時期は多感な時期に当たります。
生後2カ月前後は犬の社会化の時期で、この時期に兄弟犬や
多くの人間にたくさん触れ合う事が大切です。

体調の管理は飼い主の方がしっかり観察して、慌てずに
行動することが重要です。

最も多い事例で、「食べた物を吐いた場合」の一番の着目点は
いつもと変わらず元気かどうかです。
元気がなくぐったりしている場合はすぐに獣医師に診てもらう
事をおすすめしますが、元気があり、吐いた物をまた食べようとしたり
次の食事を普通に食べる場合はおそらく問題ないと思います。

また、早く食べて嘔吐する場合や、朝食前に胃液(胆汁)を
もどす場合も食事の見直しでほとんど解決すると考えられますので
健康面では問題ないと思います。


次に、「咳(せき)」をしている場合ですが、この場合は
すみやかに獣医師の診断を受けることをおすすめします。


続いて皮膚の異常ですが、子犬は成犬よりフケが多いのは
正常です。

しかし、顔や足先をひどく痒がる場合はアカラスの可能性も
ありますので一度検診することをお勧めします。

また、耳を痒がる場合や悪臭がひどい時、赤く腫れている
時などは、単に汚れがあるだけの場合はほとんどなく、
外耳炎か耳ダニの寄生が考えられます。

耳の異常は治りにくく生涯つきまとう場合がありますので、
完治までしっかり治癒する事が大切です。


最後に食事についてですが、生後6ヶ月くらいまでは
日に日に食べる量も増え食欲もあまり落ちません。
この時期は身体もどんどん大きくなるため、成長に
必要な栄養素を本能的に欲しがっているからです。
※人間で言う高校生くらいまで

しかし、8ヶ月を過ぎるころから食欲も
少し落ち気味になってきます。

与える量も10ヶ月齢時は6ヶ月齢時より30%減らして
与えるのが適量になるのですが、多くの方が量を減らさず
食べさせようとしています。

これが肥満の原因になったり、何とか食べてもらうために
美味しいものをトッピングしたりして与えて過食による
アレルギー等にも結びついています。

食事量は常に腹八分目を目指すと免疫力の高い
健康なワンちゃんに育ちます。


これからのDOG LIFEにお役立て下さい。

愛犬の健康情報、「子犬の健康管理」についてご紹介しております。

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