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川瀬 隆庸の健康通信・かけがえのない家族をアレルギーから守るためについてご紹介。
最近、アレルギー疾患は増加の一途をたどっています。 最大の原因の２つははっきりしています。 まず、アレルギーという言葉の語源を調べてみると Allos+Ergonとなり、Allosは「不自然な」と訳され、 Ergonは「反応」という意味です。 よってアレルギーとは不自然な反応という意味になります。 つまり、犬や猫にとって不自然な食べ物や生活環境が 最大の原因になっていると私は考えています。 ５０年以上前には全くなかったアレルギーが、今では ５頭に１頭は何らかのアレルギーを抱えています。 そして、その原因が遺伝であったり、特定の食べ物のせいに されています。 本当の遺伝とは何百年、何千年と引き継がれた遺伝子が原因で 起るもので、たかだか５０年ぐらいで増えた病気を遺伝と考える ことに大きな疑問を抱いています。 さて、話を戻しますが５０年前というと、ちょうど ドッグフード（ドライフード）が世の中に現れてきた頃です。 それまでは、たとえ残飯であっても不自然に加工〜乾燥されて いなかったはずです。 犬や猫の食事が本来動物としての食事に不相応な、不自然なものに 変わった事が最大の原因と皆様にもご理解頂けると思います。 生まれてまず初めに口にするミルクが母乳でない場合は最悪ですし、 幼齢期に飲んでいたミルクが人工乳の場合もよくありません。 犬は犬の母乳、猫は猫の母乳で育つのが本来の姿です。 それを早くから母犬から離されてしまう事も子犬にとっては 大きなストレスで、アレルギーの要因になります。 もう１つは室温と空調に原因があると考えます。 野生の動物にはアレルギーがなく、ペットとして飼育され ている動物（動物園も含む）のみに発症するのはここに 原因があると思います。 温度調整している部屋で生活している動物は（たぶん人間も）、 自分で体温調整する機能が衰えて、低体温症に陥ります。 それがアレルギーの大きな要因になっていると考えます。 動物は皆、自然な食べ物、空気、太陽を浴びて生活するのが ベストで、アレルギーを防ぐための最も大きな条件であると 思います。 以上もふまえて日常生活を送る事で、かけがえのない家族を アレルギーやアトピーから守って頂きたいと切望致します。
愛犬の健康情報、「かけがえのない家族をアレルギーから守るために」についてご紹介しております。
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