「口臭って」
犬や猫で口臭が全く無い無臭の動物はいません。
どんな動物でも口臭は必ずあります。
朝一番の食事前等は強く、食事をしたり水を飲んだり、又は歯を磨いたとき等は口臭も少なくなります。
空腹になるとまた強くなります。一日のうちでこれを繰り返しで、無臭になることは イの原因物質であるイオウ化合物を発生することで起こります。
口臭が強い場合は、ほぼ歯周病が原因で歯肉組織が破壊され出血したり、膿が出たりします。
この血液や膿を細菌が分解し、イオウ化合物を発生させます。これがますます歯周病を悪化させます。
予防としては、毎日の歯みがきが重要で、食後に柔らか目の歯ブラシや濡らしたガーゼを指に巻いて、ブラッシングするのが大切です。
口臭は唾液の量とも関係していて、唾液が多いと口臭は減りますが、唾液が少ないときつくなります。
唾液量は年齢とも関係が深く、加齢とともに減る他、緊張やストレスでも分泌量が減るので注意してください。