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「私の犬との最初の思い出」

私と犬とのエピソードを思い出すとき、何よりも最初に思い出すのが、 まだ幼稚園にいくかいかないかの物心ついた頃です。

その頃は、まだ、近所に野良犬がいて幼い私にとって、野良犬は恐怖でしかありませんでした。
野良犬がいると聞いたら、泣き叫びながら家に逃げ帰り、鍵をかけて隠れるほどでした。
ある日、外で鬼ごっこをして遊んでいると、「野良犬が出たー!!!」という叫び声が聞こえました。
私は、とっさに隠れました。しかし、あっさり野良犬に見つかってしまいました。
パニックになった私は、大声をあげながら、走って逃げました。
恐怖と混乱で足がもつれ、その上、母親のブカブカのサンダルを履いていた私は見事にこけてしまいました。
あまりの恐怖に声もでず、ピクリとも動けませんでした。
背後から、その野良犬がゆっくり近づいてくるのがわかりました。

こわごわ、後を振り向くと、なんと、その野良犬は、脱げてしまった私のサンダルを口にくわえて持ってきてくれていました。

優しい顔でした。

全身の力が抜けました。ゆっくり立ち上がってその野良犬が持ってきてくれたサンダルを拾って、 それでもやっぱり怖いので、走って家に帰りました。

その犬は追いかけてきませんでした。
私の犬に対する気持ちは、一変しました。
そこから、私の犬好き人生が始まりました。

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