腎臓にお勧めのドッグフードの通販・販売なら帝塚山ハウンドカム

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2024.4.23読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「5回洗米法による腎臓ケア」

機能が低下した腎臓をいたわるフード食材を探っています。現在、新しい視点で注目を集めているのが植物性タンパク源である白米です。

2024.4.17読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「腎臓にやさしい植物性タンパク質」

同じタンパク源である肉・魚に比べて派手さに欠ける穀類・豆類ですが、健康の維持という点から見ると植物性タンパク質は大変良い仕事をするようです。

2024.4.4読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「植物性タンパク質のちから」

現在、環境負荷や健康機能の面から植物性タンパク質の価値が注目されています。

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代表取締役川瀬隆庸が自身の体験を元に愛犬の健康に大切なことをまとめた書籍をamazon Kindle出版いたしました。

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ペット用品・ドッグフードの通販/販売＞腎臓カテゴリー＞腎臓におすすめのドッグフード

高齢になるにつれリスクが高まる腎疾患！愛犬の腎臓の負担となるリンが少ない腎臓に配慮されたフードをご紹介。

低リンのウェットフード（療法食ではないもの・かつ一般食）

腎臓の負担となるリンが低く食いつきの良いウェットフードのうち一般食のもの。一般食は総合栄養食ではない為、食事制限の必要な愛犬に利用しやすいメリットがあります。その一方、これのみでは不足するものもあるため、トッピングやいつもの食事との併用がおすすめです。
とても美味しいので腎臓に気を付けてあげたいけどなかなか食べてくれないという子のサポートとしておすすめです。

ササミと玉子のおかゆ(リン0.05%)

愛犬の好きなお肉と野菜が入ったやわらかいレトルト。香りもよく、食いつきは抜群。低リン低ナトリウムに加え、低脂肪です。トッピングや併用におすすめ。

745円(税込)

馬肉とかぼちゃのミルクがゆ(リン0.073%)

745円(税込)

豚肉とゴロゴロ野菜の煮込み(リン0.04%)

豚肉と野菜たっぷりのやわらか煮。食いつき抜群で高カロリーなので小食な子にもおすすめ。

776円(税込)

低リンで腎臓に優しい安心レトルトセット（4種セット）

低リンで食いつきの良いレトルト

3,050円(税込)

腎臓に優しく低脂肪なおかゆ3つの味セット(リン0.05～0.073%)

消化に優しくやわらかなお粥。腎臓への配慮だけでなく更に低脂肪が良い場合におすすめ。

2,260円(税込)

低リンのウェットフード（療法食ではないもの・総合栄養食タイプ）

腎臓の負担となるリンが低く食いつきの良いウェットフード（療法食と同じ位低リンです）。総合栄養食またはコンプリートフード（栄養バランスが整っている）もの。療法食を食べてくれない場合のトッピングや少しでも腎臓に優しい食事の候補として。

テラカニス　オーストリッチ(リン：0.15%)

新鮮なお肉以外にも厳選された1種類の野菜や天然海藻を使用。シンプルレシピですので穀物や乳製品等の食物アレルギーの愛犬にも安心して与えられます。

1,408円(税込)

テラカニス　馬肉(リン：0.15%)

ドイツミュンヘンにある人間用食品加工会社で3代続く伝統的なお肉屋さんのお肉を使用しています。テラカニスはお肉屋さんにしか作れないデリカッセ（パートナーの為の美味しいご飯）を調理しました。

1,408円(税込)

テラカニス　カンガルー(リン：0.13%)

ハイポアレルジェニックはDr.Marth（ドイツの小動物の皮膚科医）の研究に基づき食物アレルギーに配慮して穀物・乳製品不使用のウェットタイプの缶詰です。

1,408円(税込)

便利なセット商品

FORZA10療法食＆サプリセット　腎臓用

リナールアクティブ(腎臓に配慮された療法食)と腎パワー元気のセット。

7,210円(税込)

ヤギミルクで栄養補助

オランダ産無添加ヤギミルクはカロリー当たりのタンパク質やリンが高すぎないため、食事量が足りない腎臓病の愛犬のカロリーと栄養補助におすすめとなります。十分食事を食べることが出来ている子の場合は、主食を少し減らしてヤギミルクに置き換える事でタンパク質やリンの摂りすぎにならないよう調節出来ます。（例：主食を4g減らしてヤギミルク粉末3gを使う等）ヤギミルクは水に溶かしてあげると水分も美味しく一緒に摂れるため、水をあまり飲まない子やドライフードがメインの子にもおすすめです。※ヤギミルクは脱脂タイプより全脂タイプの方が腎臓に配慮したい子の場合おすすめです。

オランダ産無添加ヤギミルク（全脂タイプ）

便利な粉末タイプのヤギミルク。水分補給や栄養補助におすすめ。

1,350円(税込)

犬用腎臓ケア食事療法食取り扱いブランド一覧

FORZA10 リナールアクティブ腎臓ケア

小袋100g

800g

2kg

8kg(4kg×2中粒)

アニモンダ　インテグラプロテクトニーレン腎臓ケア

小袋70g

700g

4kg

豚150g

鶏150g

鶏400g

牛400g

テラカニス　アリベット　ロープロテイン　腎臓・肝臓ケア

400g

ナチュラルハーベスト　キドニア腎臓ケア

小袋100g

1.36kg

ウェットフード 70g

ハッピードッグ　ケアサノN　腎臓ケア

小袋80g

1kg

7.5kg

ハッピードッグ　VETリーナル腎臓ケア

小袋80g

1kg

4kg

12kg

400g

療法食を食べてくれない場合、どうすればいいのでしょうか？

腎臓のお悩みで多いもので、「療法食を食べない」「食べてくれなくなった」というものがあります。「何も食べない」事は体にとっても一番良くないため、その場合は「なんでも食べるものをあげて下さい」となる場合が多いようです。
なんでも食べるものを、といってもやはり少しでも腎臓に優しいものを食べて欲しいと思われるのではないでしょうか。腎臓に配慮した療法食の特長として「タンパク質を控えめ」「低リン」「低ナトリウム」「カリウム控えめ」などがあります。療法食以外のドッグフードをあげる場合、どのようにすればそれに近づける（腎臓に配慮した食事にする）ことが出来るのでしょうか？
いくつか方法が考えられますが、例えば
1.「制限するべき栄養が控えめの数値（療法食に近め）のドッグフードを選ぶ」
2.「ドッグフードは普通のものをあげるけど量を少し減らし、タンパク質やリンなどが控えめなもの（フードや食材）を副食として利用し、1日に食べる栄養素を少しでも調節する（腎臓ケア食に近づける）」
などがあります。
「１」は記載されている栄養成分を見比べる必要があります。（タンパク質〇％など）
「２」は今まで食べていたフードを利用することも出来るため、併用するものだけを選ぶことも出来ます。1と2の併用も勿論選択肢であると思います。

また、そもそも食べなかった療法食を美味しく変えて、「やっぱり食べてもらう」という方法もあります。これで食べてくれるようであれば、栄養面もさほど難しくありません。
「美味しく変える方法」は例えばトッピング。トッピングの匂いを嗅いで食欲が刺激され、メインの食べて欲しいフードも食べてくれるようになったというケースは意外と多くあります。

トッピングだけを食べてしまう場合もあるかと思いますが、トッピングを混ぜ込んでしまう、トッピングではなくフード全体にしみこむスープをかけてあげる、単に少し温めてあげる、などの工夫で食欲が刺激され美味しく食べられるようになることがあります。
トッピングにおすすめのお肉、スープやミルク類は「腎臓にお勧めの手作り食」で紹介させていただきます。

また、体調不良による食欲不振になる事があります。腎臓病の場合、体の水分が不足してくると血液内の毒素が濃くなり食欲が落ちてしまうことがあり、点滴などの輸液を行うと薄められ、食欲が回復してこの間は食べてくれなかったフードも再び食べてくれるようになる（体調の回復）ことがあります。水分不足は腎臓にも負担がかかりますので、日ごろから水分の摂取には気を付けてあげるのがおすすめです。いつでも水が飲める環境と、食事からも水分が摂れるウェットフードや手作り食、スープやミルクの併用なども配慮してあげましょう。

お肉はあげては駄目？

よく「お肉はタンパク質やリンが高いからダメと言われた」というお話があります。良質な腎臓ケア療法食にもお肉は使われており、「お肉」そものもがNGなわけではありません。良くない例としては食欲が旺盛でしっかり食事も食べているのに更に毎食ささみを多めにトッピングして‥などはあまりおすすめできません。要は過剰が良くないだけであり、「1日の摂取量のバランスがとれているか」という事になります。

避けるべきお肉というのはあります。例えばジャーキーなどの乾燥肉（干物の魚）などは、消化にも悪く体の負担となり、お肉が小さく縮んでいる状態なので、少し食べただけでもタンパク質やリンがたっぷり含まれていて過剰になりやすいため避けましょう。ガム系もタンパク質が高く、消化に負担がかかるものが多い為、おすすめは出来ません。

お肉をあげる場合は水分を多く含む状態（例えばかるく茹でたものなど）がおすすめです。また、リンは水に流れ出す性質があるため、表面積を多くし（スライスなど）さっと茹で、その後流水で表面を洗うなどする事でリンをある程度除去できます。（ゆでこぼしと呼ばれる調理方法です）
食欲があまりなく、カロリー不足が気になる場合は皮付きもおすすめです。鶏皮にはカロリー源となる脂肪やビタミン、コラーゲンなども豊富です。脂肪は美味しさ、脂溶性ビタミンの吸収を助ける等の働きがあります。皮はリンも低い傾向がありますので、手作り食にも活用しやすいです。→小分けであげやすい「むね肉皮入りミンチ」はこちら