愛犬を関節トラブルから守る!注意したい生活スタイルとは?
愛犬達の関節トラブルとは?
股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)
関節の間の軟骨部分の擦り減りなどにより痛みを伴う。
股関節形成不全になりやすい犬種
ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、バーニーズ・マウンテンドッグなど
膝蓋骨脱臼症候群(しつがいこつだっきゅうしょうこうぐん)
膝のお皿が浅い・腱の伸縮が悪いために脱臼状態になる。
膝蓋骨脱臼症候群になりやすい犬種
ポメラニアン、チワワ、プードル、マルチーズなど
椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)
椎間板が飛び出して神経を圧迫することにより激しい痛みを伴う。
椎間板ヘルニアに目立ってなりやすい犬種
ダックスフンド
急性に発症するハンセン1型椎間板ヘルニアになりやすい犬種
フレンチブルドッグ、ビーグル、ペキニーズ
慢性的に経過し悪化するハンセン2型椎間板ヘルニアになりやすい犬種
大型犬種
愛犬、愛猫の関節トラブルは増加しており、運動不足、栄養バランスの崩れ、肥満、高齢化、滑る住環境など様々な要因が関係しているといえます。
犬は痛みに強く、炎症を起こしていても、慣れてくると日常通りの動きをしだします。関節トラブルを発症した場合、しばらくは、無理させず、お散歩時間を短くしたり、激しい運動は避けるようにしてあげてください。
痛み止めなどの処置をすると、痛みがなくなる為に走り回ったり飛び跳ねたりと炎症を悪化させてしまう危険性もあります。まずは、炎症が治まるまで安静にし、その後、適度な運動からはじめてあげてください。
軟骨成分である、グルコサミン・コンドロイチンは、元々、動物の体内に存在していますが、年齢とともに体内の生成能力が落ちて、不足しがちになってきます。
愛犬達の関節トラブルとは?
•住環境は「滑り止め」対策を!
•「肥満大敵」!関節に負担をかけない適正体重を!
•適度な運動で強い筋肉と骨作りを!
フローリングや畳など「滑る住環境」は、愛犬、愛猫にとって、4本の脚が安定せず、筋や関節に負担がかかります。
また、愛犬、愛猫は、ソファーやベッドから飛び降りたり、うれしくてジャンプしたりと、アクティブに動いています。毎日のそのような動きで、筋が伸びてしまったり、軟骨をすり減らしてしまったりします。
滑る住空間には、タイルマットや絨毯など、滑り止め対策をしてあげることをおすすめします。
そして、関節は、強固な筋肉に守られています。
元々、自然の中で走り回り、獲物を狩猟していた犬や猫は、運動により強固な筋力、強い骨を保っていました。
関節は筋肉でしっかり覆われ、衝撃やズレから守っています。
毎日適度なお散歩でしっかり筋肉をつけて、足腰を守りましょう。
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