愛犬がご飯を食べてくれない。そんなお悩みの
飼い主様は多いと思います。
そんな時に考えられる原因があります。
1.主食以外(おやつなど)を与えすぎている。
ごはんを食べないからといっておやつを与えすぎるのはよくありません。おやつをたくさん食べてしまうとそれだけで満足してしまい、ごはんを食べなくなってしまいます。特にジャーキーなどは消化が悪く、腹持ちがよいので、小型犬だと少量でもお腹いっぱいになります。おやつは主食の約10%程度にしておきましょう。
2.年齢によるもの
子犬の育ち盛りの頃と比べ、成犬になると食欲が落ち着いてきます。理由は、子犬が思春期に入り体の成長がそれほど
著しくなくなったとき、小さな子犬時代ほどの栄養やエネルギー量を体が必要としないからです。
また、5歳以上になると散歩以外の運動量が減るため、この時期から食べる量が次第に少なくなってきます。
3.成長期が止まった
年をとると食事量が減ることは自然なことです。
6ヶ月を過ぎる辺りから段々と成長が緩やかになっていき、それに伴い食事量も減っていくことがあります。
食事量が心配になるかもしれませんが自然なことなので心配ありません。
4.夏で気温(室温)が高い
犬は季節に応じて食事量が変わります。恒温動物である犬や猫、人間は体温を一定に保つため体のエネルギーを使います。
夏は気温が高く、体温を上げるエネルギーを必要としないため、食べる量が減少するのは自然のことです。
夏の間だけ食事量を2〜3割減らし、消化にやさしい食事(ウェットフード)に変えることをおすすめします。