アレルギーに負けない体づくりへの6つの対策【犬・猫】

アレルギーとは

アレルギー反応を起こすものは食べ物だけに限らず、紫外線・植物・薬・化薬品等様々ありますが、これは体内で特定の抗原に対して過剰に起こる免疫反応です。
特にタンパク質と絡み合い過剰反応することが多いです。

治療については、ほぼステロイド治療しかなく、ステロイド治療はかゆみや湿疹を一時的に抑制しているだけの対処療法にしかすぎません。

薬を止めるとさらに強いアレルギー症状を引き起こしてしまい、免疫力の低下を招き、薬を止めることができなくなるといった悪循環を招きます。

愛犬・愛猫がアレルギーに負けないためには

薬に頼らず食事の工夫と改善で体の中から免疫力を上げるのが一番です。 ナチュラルな新鮮で消化の良い食事と、ストレスをためない生活・運動をすることが、体に負担なく免疫力を上げ、アレルギーに強い体を作ってくれます。

しかし、食べ物からは６０兆個の細胞が作られるので、それらが各部の組織になっていき、体に現れる変化を目視で確認できるのはとても時間がかかります。

あれこれやってみて、早めに結論を出し、また他のものに頼る、というのはよくありません。信じて続けることが大切です。

その1、腸内環境を改善する

「腸は皮膚の鏡」と言われ、皮膚がただれているときは腸もただれています。
アレルギー体質の克服には腸内環境を整えることがとても重要です。

腸内環境を悪化させる原因

・加工食品中心の食生活（ドライフードやおやつなどの熱加工食）

・ストレス・運動不足

・化学物質、添加物、抗生物質、フロントラインやワクチンなどの薬品

対策

乳酸菌や腸内良性菌のエサとなる繊維質などを積極的に摂りましょう。

その2、ジャーキーは天敵！大事な必須脂肪酸

必須脂肪酸バランスの崩れは、アレルギーに密接にかかわってきます。
必須脂肪酸は大きく分けてオメガ6系統、オメガ9系統、オメガ3系統に分かれていますが、人間も含め現在の愛犬・愛猫達はオメガ3系統の脂肪酸が圧倒的に不足しがちです。

アレルギーの要因には酸化した脂肪酸の継続的な摂取があります。
ドッグフードは脂でコーティングされています。脂は酸化しやすいのが特徴です。
酸化したフードやジャーキーなどの慢性的な摂取はアレルギーの原因となります。
アレルギーの犬や猫はジャーキー（生でない乾燥した肉類）を日常的に摂取している場合が多いです。

無添加ナチュラルなものであっても、アレルギー体質改善にはジャーキー類は一切やめるべきであるといえます。
フードも新鮮さを重視し、開封後は密閉し、出来る限り１ヶ月半以内に食べさせるようにしましょう。ツンとした匂いのフードは避けるべきです。

対策

犬や猫は植物性脂肪酸より、動物性の脂肪酸の方が利用効率が良いため、フィッシュオイルを食事にかける方法が有効です。
食事にプロポリスを取り入れるとアレルギー体質の子の免疫力アップにつながると言われます。

必須脂肪酸バランスの崩れは、アレルギーに密接にかかわってきます。
必須脂肪酸は大きく分けてオメガ6系統、オメガ9系統、オメガ3系統に分かれていますが、人間も含め現在の愛犬・愛猫達はオメガ3系統の脂肪酸が圧倒的に不足しがちです。

必須脂肪酸とは

体内で合成することができないため、食事から摂取しなければいけない脂肪酸のことです。

オメガ3脂肪酸は、炎症やアレルギー症状を抑え、免疫力を高める役目をします。
又、新陳代謝を高め、細胞の再生に欠かせないため、アレルギー体質改善にはとても重要な働きをします。

オメガ3オイルの多く含まれる食べ物

1.魚
2.しそ油
3.亜麻仁油
4.穀物の胚芽部分

その3、砂糖はダメ！

砂糖はアレルギーを助長し、かゆみを誘発し、より複雑なアレルギー体質を作ります。

対策

アレルギー体質改善には砂糖を断つことが条件となります。

その4、肥満大敵

かゆみの原因となるヒスタミンは肥満細胞が体内で作り出される犠酸に反応して分泌されます。

対策

アレルギー体質には肥満は大敵、ダイエットを心がけましょう。

その5、保湿

アレルギーの子の皮膚は乾燥しています。皮膚を覆う大切な皮脂を取り過ぎないことも大切です。 殺菌効果の強いシャンプーは大事な皮脂を取り過ぎ、皮膚を乾燥させます。

対策

保湿効果の高いアロマスプレーやホホバオイルを塗るなど保湿してあげてください。

その6、毎日の散歩と運動

新陳代謝を高め、活性の高い体作りに、規則正しい運動は不可欠。散歩や運動でのストレス発散もアレルギーには効果的です。

対策

自然の太陽の下で毎日の運動を♪