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犬・猫の尿路結石の原因と対策(3)これが大事!結石にならないための8つのポイント

結石自己診断

症状1
片足をあげたりして排尿ポーズを繰り返すがあまり尿はでていない
症状2
何回もトイレに行くが、尿があまり出ていない
症状3
尿に血が混じったりする前半に血尿が出て、後半はきれい…だいたい尿道
前半はきれいに出て、後半は血尿…膀胱頸部(出口)
前半、後半とも血尿…膀胱内、または尿管、腎臓、腎盃のいずれかです。

プチ情報

透明のコップ2つを用意して、尿の前半と後半に分けて採尿して、明かりにかざしてみることをお勧めします。(メス犬は難しいです)塩や砂のようなザラザラの結石が出ているかもしれませんし、血尿が出ているかもしれません。尿のにごり度合いもわかると思います。

初めの尿は尿道内を洗い流しながら出て、後半の尿は膀胱中の尿がそのまま出ます。排尿の終わりごろになると膀胱の出口が絞れるので、結石があるとそこから出血します。又、膀胱出口に結石が引っかかって出血する事も多いです。上部尿路出血が膀胱にたまると、全て血尿になります。

褐色の濃い尿をする場合…水分不足で尿濃縮が激しすぎる時で、このような尿をするときは結石のリスクも高まります。又、肝臓に問題のあり、ビリルビンという黄色の成分が代謝できずに黄褐色の尿を排泄することもあります。

結石になりやすい犬種

M・ダックスフンド、コーギー、M・シュナウザー、ヨークシャテリア、トイプードル等ダルメシアンでは、遺伝的特性において尿酸塩結石が発生しやすいとされています。

尿PHと結石の関係

アルカリ性尿の時・・・ストルバイト結石
酸性尿の時・・・シュウ酸カルシュウム結石、シスチン結石、尿酸塩結石etc

これが大事!結石にならないための8つのポイント

1.新鮮な水がよく飲めるようにする事
ここで間違ってはいけないのですが、牛乳はよくないので気を付けてください。
2.排尿を我慢させるような飼育状況を作らない
3.日中によく屋外で運動させる
4.バランス良く栄養をとる
カルシウム・リン・マグネシウム・カリウム等、ミネラルバランスの悪い食べ物は与えない。
ビタミンA・C・B・E等をしっかり補給する。
5.ストレスをかけるような飼育環境で育てない
6.飼育環境が不潔にならないようにする
7.肥満に注意する
肥満することで、体内のホルモンバランスが大きく崩れます。
また、尿PHは体重変動を比例して変化します。
8.注意!結石の食事療法は間違うと正反対!
ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石では、食事療法も全く正反対になるため、必ず結石の種類、尿のPHをしっかり確認して進めるようにしてください。

食事療法のご提案

獣医師による処方食を与えることも1つの方法であると思いますが、ミネラルバランスの不均等なフードを長時間与え続けることに少し疑問を感じます。
当サイトが提案する食事は”ドライフード”ではありません。

ドライフードは全てのミネラルが無機質です。そういう型のミネラルは吸収率や利用効率が悪く、尿路にミネラルがたまりやすくなり、結石の危険因子は避けられません。

ローフード(生食)のみの食事に切り替えてあげると尿PHは7前後の中性に落ち着き、結石の危険因子から遠ざけることができます。この食事で結石からの回復や再発を防いでおられる方もたくさんおられます。

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