耳は健康のバロメーター!気になる愛犬の3つのトラブル
耳は健康のバロメーター
耳が汚れやすくなった、どことなく、よく痒がるようになった等の症状がある時は体全体の免疫力が低下している時です。
逆に慢性的な外耳炎が治った時や、いつも汚れやすかった耳も耳垢がたまらなくなった時は、あまり気付かなかった部分の健康状態も見違えるほど良くなっています。
つまり、耳は健康のバロメーターなのです。
耳の病気や汚れと犬種は、あまり関係ありません。
正しい食事と日光に当たりながらの運動(散歩)をしっかりしていると耳のトラブルは防げるのです。
耳のトラブル3つのキーワード
1.耳垢
2.耳ダニ
3.耳の毛抜き
耳垢が多い場合は雑菌の温床になりやすく、耳の周りの毛は変色してにおいを発し出します。
このような場合には耳ダニの感染が考えられます。
特に子犬の耳垢は要注意です。
子犬を引き取る時までに耳のチェックを済ませておく必要があります。
耳のトラブルを放置しているとだんだんひどくなります。
完治が難しくなりますので、気になる場合はなるべく早く獣医師に見てもらってしっかり治療をすることが大切です
耳は本来、1ヶ月くらい放置していても脱脂綿等に多少汚れがつく程度のものです。
耳をよく掻く場合や首をよく振る等はトラブルのサインと考えられます。
耳の毛は、短毛種の場合はほとんど抜く必要がないですが、長毛種ではしっかり耳の中の毛を奥まで完全に抜く習慣をつけておく様にしましょう。
そうする事が耳を健康に保つ方法でもあります。
耳の毛の量は体毛の量とはあまり関係がないようです。
耳の毛はなるべく早い時期からしっかり抜き取るほど量も減り、抜きやすい毛にもなります。
放置するほど毛の量は増えて毛は伸び続け、次第に太く頑強な毛になっていきます。
長毛種の耳の毛は、怠るとひどい結果を招くことになりがちですのでしっかりとお手入れ習慣をつけてください。