愛犬にトイレを早く覚えてもらうには、失敗させないことが大事!
「うちの悩みはトイレがうまくできないことです。半分は外します。」埼玉県 Y.T様
「9歳になりますが、トイレの躾は可能なのでしょうか?」岩手県 M.T様
犬の習性を利用する
排泄する場所を足元の感覚で覚える習性を利用する
犬は排泄する場所を足元の感覚で覚える習性(それも水分が多く吸収されるような所が好み)があります。だからペットシーツで排泄する経験を積むと自然とペットシーツの上での排泄を好むようになっていきます。
そして排泄をするとき、わんちゃんがクルクル回って場所を決めている姿をよく見ると思います。それは排泄の好みの位置があるからなんです。
そんな習性を活かしたトイレトレーニングはトイレ限定の部屋を作り、そこにペットシーツを敷き詰めてやるトレーニングです。
そして排泄していない部分は取り除いて行き、最終的には1枚の上だけに排泄するように導いてあげます。
そして、いつもたくさん褒めてあげることが大事です。ペットシーツでトイレをすると楽しい♪と思わせてあげましょう。
狭い場所では排泄をしない習性を利用する
それでもなかなかトイレをしない場合は、ハウスなどの狭い場所に入ると犬は狭い場所では排泄をしない習性(犬はお腹が下についている状態ではよっぽどのことが無い限り排泄をしません)を活かしたトレーニングがあります。
短時間遊ばせた後、トイレに連れて行き排泄しない場合はハウスに短時間入れます。
我慢する分おしっこがたまります。なので、ハウスから出したときにはおしっこをしたくなっているはずです。遊ぶのは必ずトイレが済んでからと犬が認識すれば、
ハウスから出したとたんに、自分からトイレに行くようになります。
そのトイレの場所を室内のペットシーツにしたいのであれば、先に書いたようなトイレの部屋を作ってあげ、そこでトイレをするようにさせてあげます。
トイレトレーニングはペットシーツでしたことにより良いことがあると反復して教えることによって好んでシーツにするようになるため、飼い主さんが「褒める」ということで初めて強化されていきます。失敗しても怒ってはいけません。失敗はなかったかのようにさっさと片付けてしまいましょう。
そして失敗をしないように、飼い主さんがその子のトイレサインに気付いてあげてください。
ペットシーツから半分外してしまうのは、ペットシーツのトレイでフチや壁があるものを利用してみてはどうでしょうか?犬の個室トイレというものもありますよ♪
トイレトレーニングは成犬でもできます。時間はかかりますが根気と一貫性をもって頑張って下さい!!