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フードジプシーのあなたへ。ドッグフードの成分表の見方、教えちゃいます。

「ドッグフードの種類が多すぎて…いいものを与えたいと思うのですが、どうやって選んだらいいですか?」お電話相談で多いご質問

ドッグフードのパッケージに騙されていませんか?

ドッグフードのパッケージの美味しそうなお肉の塊りやサーモンの切り身などの写真に騙されていませんか?
原材料を見ると、お肉や鮭の成分がちっとも入っていないってこともよくあります。

原材料は含有量の多い順に記載されているのが基本です。
一番先頭の原材料が、そのフードの主の味になっているということになります。

今回ご紹介する表示規定はAssociation of American Feed Control Officials(AAFCO=アメリカ飼料検査官協会)が定めているものですが、日本のペットフード公正取引協議会の基準もAAFCOの栄養基準を採用していますので、皆さんが普段ご愛犬に与えているフードの参考にしてみて下さい。

ドッグフードの中身の定義、教えちゃいます。

ワイソンシリーズで見てみましょう。

ワイソン アダルト

ワイソンの「アダルト」は成犬用フードです。
アダルトには鶏がメインの「アダルト」とオーガニックにこだわり有機鶏と穀物不使用の「オプチマルアダルト」の2種類があります。

原材料の表の中でよく目にする「ミール」とは肉粉のことで、その規定は加熱加工した(多くは挽いて乾燥させている)動物の組織のことです。家畜肉(牛・豚・羊・バイソンなど)の場合、その中には血液・毛・ひづめ・角・皮・腎臓などの内容物は含みません。

アダルトに使用されているチキンミール、ターキーミールなどの家禽ミールは肉、皮、骨を細かく挽いて乾燥加工したものです。羽、頭、足、内臓は含まれていません。

多くの場合、ペットフードには人間が食べない骨や内臓肉が使用されています。これは栄養的な面ではむしろ優れたことで、決して悪いことではありません。

オプチマルアダルト

外国のフードにはえんどう豆やポテトを含んだフードが多く、日本では広義で豆やポテトは「穀類」に入る場合もありますが、「穀物不使用」で大半は販売されています。これらを入れる理由は必須アミノ酸を効率良く摂取できるバランスを取るためなので、アレルギーが無い限りは気にしないでいい点だと思います。

ワイソンには「糖質フリー」の動物性エネルギー中心のエピゲンシリーズがあります。ポテトプロテインや分離ミートプロテインなど、タンパク質成分のみ取り出した利用価値の高い栄養素が入っています。

保証成分を比べると、エピゲンのタンパク質がずば抜けて高いのが分かります。高タンパクの食事は犬の本来の食事であると言いますが、高タンパクの食事が必要かどうかはその犬の生活環境に大きく関わってくると思います。

運動量の多い犬であれば、高タンパクの食事で筋肉隆々の体が作られますが、運動不足の犬の場合は消費されなかったタンパク質と脂質が腎臓に負担をかける場合もあります。

犬は元は肉食でも現在は雑食です。完全肉食の猫と違い、肉類多めが良い子・野菜多めが良い子・穀類多めが良い子と様々です。
個体差や生活環境はもちろん、原産国の食文化や犬との暮らし方にも関わっていると思います。

フード選び、アレルギーがあったり、食べてくれなかったりでフードジプシーをしている方も多いですよね。
皆さんの愛犬に合ったフードとの出会いを少しでも応援できたらとても嬉しいです♪

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