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犬は人間より3〜4度温度が低い世界で暮らしています!老犬の冬の過ごし方と注意事項。

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「雪国に暮らす老犬の日々の注意事項、体温調整などについてアドバイスがほしいです。」埼玉県 M.T様

老犬になると代謝が落ち寒がりに

犬は被毛を羽織っているため基本的には寒さに強いですが、老犬になると寒がりになります。

これは、代謝が落ちて被毛の量が少なくなり、体温が下がり気味になること、そして立毛筋の収縮力が低下し、うまく毛を逆立てることができなくなること、などが主な理由です。

犬は人間よりも低い世界に暮らしていますが、このことは、犬が人間よりも3〜4度温度が低い世界で生活していることを意味します。

人間にとっては快適でも、犬にとっては少し寒いという可能性がありますので、常に犬の体高(犬が立った時の地面から頭頂までの高さ)を考慮するようにしましょう。
具体的には、犬の定位置を若い頃よりも高くしたり、室温設定を1〜2度高くするなどです。

防寒着などで寒さ対策

そして老犬になると被毛も年齢と共に減っていきます。被毛にも防寒性があるので、その被毛の力を最大限に使えるよう、いつもブラッシングをしてきれいにしてあげて下さい。そして防寒着などを着せて体温をのがさないよう調整してあげましょう。

老犬の食事

外的な寒さ対策の他に、大事なのは老犬の食事です。

代謝が落ちてくる老犬の食事で一番気を付けないといけないことは「肥満」で肥満は足腰を悪くするだけでなく、いろいろな病気を引き起こす原因となります。そして多くの「シニア用フード」は肥満対策を考えた内容になっています。そのためシニア用フードは低たんぱくで高繊維質になっているものが多いです。

しかし、筋肉が落ちやすくなる老犬には成犬と同じような良質なタンパク質のフードを食べさせ、筋肉を作るのに必要なアミノ酸を摂取した方が良いとも言われるようになって来ています。

肥満防止のために、ある程度の食物繊維を摂るのは必要ですが、摂りすぎは腸内運動が低下する老犬の場合はガスの発生を起こす可能性があるのでよくありません。

食事は消化の良い高たんぱくなものを

高たんぱくな食事でも質の良いたんぱく質であれば消化吸収が良いので、老犬の食事に適しています。
運動量も昔ほどなくなるので、食事量は注意が必要ですが、毛艶や体の様子を見て、その子に合った量や好みを調整してあげて下さい。

老犬になっても、食事も散歩も楽しみなのには変わりはありません。
いろいろなことに気を使わないといけなくはなりますが、一番は愛犬と一緒の生活を楽しむことです。

寒くても防寒をして、お日様が出ていればゆっくり散歩を楽しみに外へ出かけましょう♪

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