元気な長寿を目指す!スーパーシニア犬へのすすめ
8歳を過ぎると、そろそろシニア期
犬・猫の寿命も延び、高齢期に入る8歳くらいだとまだ犬生・猫生の折り返し地点です。
ここから、第2の犬生・猫生が始まると考えると、シニア期はしっかりケアしながら充実の毎日にしてあげたいものです。
今まで平気で跳んでいた段差が跳べなくなったり、全力疾走ができなくなったりと8歳は体力的な低下が見え始める境の年齢といえます。
1.良く見ると、最近いつも寝てる。
2.立ち上がりや起き上がるのに「ヨイショ」というもたつき感がある
3.おもちゃ遊びや来客にあまり反応しなくなってきた。
など、8歳を過ぎると、そろそろシニア期。若い頃のようにはいきません!
気になる犬・猫の年齢表
シニア期のワンちゃんに気を付けたい4つのポイント
1.シニア期の「食」について
ヘルシー食が必要なシニア疾患
1.肥満
2.消化不良(下痢・軟便、便秘、嘔吐)
3.肝臓疾患
4.腎臓疾患
5.膵炎 アレルギーなど
シニア03犬・猫も年齢と共に各諸臓器の機能が低下してきます。
また、筋力低下により、腸の動きも悪くなり、便秘や下痢を起こしがちです。
酵素や乳酸菌、プロバイオティクスなど消化を助ける栄養たっぷりの食事を積極的に取り入れてあげてください。
そのような栄養素は、加熱していない生の食べ物や、発酵物に多く含まれます。
生肉や手作り食、生食ローフードや酵素や乳酸菌類がしっかり含まれたフードがお勧めです。
肥満は心臓に負担をかけます。体重調整を心がけ、肥満を回避してください。
ジャーキーやガムなどの消化に悪い肉類や、若い頃と同じような肉中心の食生活は腎臓に負担をかけます。
ジャーキー類は控え、発酵野菜や玄米粉末、お米などを混ぜてヘルシー食にすると負担を和らげお勧めです。
老化は、体内で発生する活性酸素が体を錆びつかせることにより、日々進んでいきます。
活性酸素と戦うのが抗酸化物質です。
ビタミンC、E、B群は抗酸化作用が高く、老犬には特に積極的に摂取してもらいたい栄養素です。
ビタミンEを多く含むフィッシュオイルや海藻類、ビタミンC、ビタミンB群などがお勧めです。
2.シニア期の「動」について
人間同様、犬や猫も加齢に伴い、筋力低下は否めません。
若さを保つ秘訣は、運動です。若いころのような激しい運動は必要ありませんが、
毎日適度な運動を欠かさないことを心がけましょう。
運動することのメリット
1.筋力低下の防止
2.痴呆予防
3.抵抗力アップ
4.ホルモンバランス
5.栄養の吸収率アップ
3.シニア期の「体」について
筋力の低下により、踏ん張りが利かなくなるため、フローリングや階段など滑る床は注意が必要です。
滑り止めマットや、滑り止めワックス、スロープをつけてジャンプなど足腰に負担のかかることを減らすようにしてあげてください。
筋力低下への疾患
1.関節炎
2.脱臼
3.ヘルニア
4.骨折
置くだけ吸着タイルマット大判
フローリングを走り回ったり、老化で足腰が不安・・・つまづいたり、滑ったりしないように! 愛犬がよくいるリビングに敷き詰めたり、好きな部分だけ敷く事ができます。汚れたら洗濯できる便利なマット!
4.シニア期の「眠」について
お出かけやトリミングなどの疲れがなかなか取れなくなってきます。
睡眠時間をしっかり取ってあげ、長時間のお出かけや連日のお出かけには、休息時間の配慮をしてあげましょう。
睡眠は体力を温存するためにとても大切。
ケージやハウスなど安心して眠れるお部屋つくりを。