コレステロールは悪者?
一般的には脂質は健康に悪いと考えられています。
それはなぜかと考えてみると、現代人の食事において脂質、塩、砂糖の摂取を減らすことが政府の指導のもと勧められています。
この問題視されている脂質とは動物性脂肪で、その一番の理由はコレステロールを含んでいることだそうです。
人間の場合、確かにコレステロールは動脈硬化や心臓発作、他、あらゆる病気の原因ともなります。
犬の場合は最も重要なエネルギー源になりますし、人間より体温も2度ほど高いためコレステロールが体内で固まりにくいという体質をもっています。
それと同時に、健康のためには必要不可欠な要素も以下のようにたくさんもっています。
•皮膚の中のコレステロールは太陽の紫外線に当たると必須栄養素であるビタミンDに転換され、カルシウムをはじめとするミネラル分の吸収を促進させてくれます。
•炭水化物の代謝をサポートする
•副腎で作られているホルモンの一種、コルチゾンの第一原料になる。
•体内の全ての膜の構成要素で男・女性ホルモンの産出に欠かせません。
大切なのはバランス良く摂取するということです。
悪モノ扱いしないで他の食品と一緒に食べると脂質は健康にとっても有益に働きます。