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愛犬のお口のケアってどうすればいいの?犬の歯周病問題を考える(1)

近年、愛犬・愛猫の歯垢・歯石などの歯周病問題が注目されるようになりました。

若年齢から歯石に悩むワンちゃん・ネコちゃんが増えてきているのが特徴です。ですが、自然の世界で若年齢から歯が悪い子はほとんどいないはずです。 なぜなら野生の世界で狩猟をする犬や猫にとって、歯が痛むと獲物を採ることができなくなるからです。

すなわち、それは「死」を意味するのです。若年齢より歯周病に悩む子は生き抜いていけない世界なのです。 もう一度、現代の愛犬達を取り巻く「デンタル問題」を検証してみたいと思います。

なぜ、愛犬達は歯垢がつきやすいの?

第一の原因は、人と犬の口内環境の違いが深く関係しています。口の中のPHは人が「弱酸性」なのに対し、犬は「アルカリ性」です。 アルカリ性の環境では、雑菌が繁殖しやすく、歯石の形成が進みやすくなります。

食べカスなどがつくとそこから雑菌が繁殖し、やがて歯垢→歯石となります。硬いおもちゃで遊んだり、 ガムなどを噛む習慣のある子はまだいいですが、そういったことを好まない子にとっては歯を磨く機会がなく、歯垢のつく速度は速くなってしまいます。

野生時代の犬達は獲物を引きちぎり食べていたので、いやでも天然の歯磨きをしていたわけですが、今のワンちゃん・ネコちゃんにはそのような生活環境はほぼありません。

それに加え、口腔内の雑菌の繁殖を抑える働きをする酵素や乳酸菌などの栄養素が失われた加工食品(ドライフード・ジャーキーなど)ばかり食べていると、口腔内の良性菌は減り、 ますます雑菌の繁殖しやすい口内環境になってしまいます。現代の愛犬達にとっては、歯垢のつきやすい環境がそろっているといえます。その反面、口内が酸性時におこる「虫歯」が犬にはほとんどありません。

又、唾液中のアミラーゼ(デンプン質を分解して糖に変える酵素)が犬にはないため、口の中に糖分が残りにくく、「虫歯」になりにくいのです。 実際、私達も「虫歯」になったワンちゃんはほんの数例しか見たことがありません。逆に私達人間は、虫歯になりやすい口内環境であることがおわかりいただけると思います。

歯石のつきやすい犬種・つきにくい犬種

一般的に大型犬より小型犬のほうが歯石がつきやすい特徴があります。

歯石のつきやすい犬種



•プードル
•マルチーズ
•ヨーキー
•チワワ
•ダックス
•パピヨン

口吻が長く、小さな歯が詰まっている犬種は、歯垢・歯石がつきやすい犬種といえるでしょう。

歯石のつきにくい犬種



•シーズ
•パグ
•ペキニーズ

短吻犬(鼻の短い犬種)は、長い犬種に比べて比較的歯垢がつきにくいかと思います。
そして、全般的に中〜大型犬、フレンチブル・ブルドッグといった短吻犬などは、比較的小型犬に比べて歯垢・歯石がつきにくい、またはつく速度が遅いといえます。

歯石と唾液量・歯並びの関係

これは、唾液量や歯並びにに関係しています。まず、大型犬や短吻犬は、唾液量が多いからです。 唾液の成分には、雑菌の繁殖を抑える効果があり、唾液量の多い犬種にとっては、口内を清浄するパワーが強いのです。 また、大型犬は歯も大きく、歯並びにもゆとりがあり、食べカスなどが詰まりにくく、唾液成分が歯全体にいきわたりやすくなっています。 そして、噛む力も強いため、硬いおもちゃなどを好みしっかり噛む機会も多いのも歯にはいい効果があるのでしょう。

逆に小型犬は、歯も小さく、ぎっしりと詰まり気味に並んでいるので、歯の間など雑菌が繁殖しやすい場所が多く、 その上、唾液量も少ないので、歯垢がつきやすい環境となっているのです。このような特徴から、 小型犬や猫ちゃんは特に、まめに歯磨きや歯垢対策をする必要があるといえます。

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