昨今では室内でワンちゃんと一緒に暮らしているご家庭も多くなっています。
しかし、全身が毛で覆われてるワンちゃんからすると、フローリングなど滑りやすい床での生活は関節を痛めたり怪我をしたりするリスクを高くする場所でもあります。そのためワンちゃんの毛のお手入れはとても大切です。
今回は、ご自宅でもワンちゃんの毛をカットできるペット用バリカンの使い方と、お手入れ方法のご紹介です。
目次
『当店トリマーが実践!バリカンの使用方法』
家でバリカンを使用するときは、テーブルの上にタオルを敷いてください。
『バリカンの持ち方に注意する』
バリカンの刃を垂直、もしくは刃を裏返しにした状態での使用は絶対にしないでください。
バリカンが直接皮膚に当たりやすくなるため、ワンちゃんの皮膚を傷つけてしまいます。
バリカンは写真のように持ち、毛に対して平行になるようにカットするようにします。
『足裏・表のカット方法』
足裏の毛が伸びてくると、肉球に毛が覆いかぶさるため、フローリングなどで滑りやすくなり、けがの原因につながります。定期的にカットすることをおすすめします。
足裏は毛が寝ている状態なので、カットしやすいように毛を指で立たせます。
あとは、指の方向からカットするだけで細かいところまできれいにカットできます。
『お腹のカット方法』
お腹のカットは慣れないうちは1人だと難しいので、はじめは2人で行うことをおすすめします。
お腹の皮膚は傷つきやすいので、特に注意してカットしてください。
真ん中から端に向かってカットしていきます。
※乳首のまわりをカットするときは、乳首を指で押さえるなどしてけがをさせないよう注意が必要です。
『肛門のカット方法』
肛門の下と上にまっすぐ筋があるため、上の写真のように肛門の下から上の方向へ刃を当ててしまうと、肛門を傷つけてしまいます。
下の写真のように肛門のまわりから斜めの角度に向かってカットしていくのがポイントです。
※愛犬が急に座ろうとする場合もあるので注意してください。
『使用後のお手入れ方法』
商品に付属しているブラシで簡単に毛を落とすだけでOKです。
刃の根元から先に向かってブラシを動かします。
切れ味が悪くなってきたときのお手入れ方法
バリカンの切れ味が悪くなってきたら、刃を取り外し、ブラシで毛を落とします。
オイルを刃の端から一滴たらし、スイッチをONにして、刃の全体にオイルを馴染ませます。
お手入れ後は、カバーをして保管してください。
※オイルをつけすぎると切れにくくなる場合がありますので、20回に1度くらいの頻度でしっかりお手入れして頂くことをおすすめします。
動画内で紹介している商品
ペット用バリカン ドッグヘアーペン 小型で軽量!電池式!部分カットに最適 |
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