酵素の使用量の80%は消化に使われている
体内には5000種類とも言われる酵素が存在しており、日常の新陳代謝のために働いています。
その酵素の使用量を調べると約80%は消化に使われている「消化酵素」です。
残りの20%は修復や排出のために働いている「代謝酵素」で、日々の新陳代謝に関わっています。
ところが、消化に時間がかかる食べ物(強く加熱乾燥した食物等)が増えると消化酵素が多量に使われ、消化酵素の無駄遣いが起こってしまいます。
通常の3~5倍の時間が消化のために必要となり、消化酵素が使われ続けます。
また、食べ過ぎた場合も同じく消化酵素の無駄遣いが起こってしまいます。
このような形で消化酵素の無駄遣いをしていると、修復や排出に酵素が回りにくくなり、皮膚や臓器及び血管等の修復や、不要な化学物質の排出等に酵素が回らず、老化や病気の原因にもなりかねません。
体内酵素の無駄遣いをなくす
ところが、断食をすると消化に使っていた膨大な酵素が修復と排出に回るため、劇的な改善効果が発揮されるのです。
傷や骨折等を早く治そうと思ったら少食やプチ断食を実行すると治りが断然早くなります。
体内酵素は体温とも関係しており、体温が1度低下すると酵素の働きは50%も低下すると言われています。
消化酵素の働きが悪いと消化不良や下痢を起こしやすく、皮膚や傷の修復能力も落ちてしまいます。
散歩をしっかり行い、体温を常に高めるように心がけて下さい。
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修

代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。