
野菜を与えるメリットとデメリット
最近は手作り食ブームによって、ドライフードに野菜をトッピングして与えておられる方や、手作り食に野菜をたっぷり入れて作っておられる方、はたまた生で芯をまるかじりさせている方、さまざまな与え方をされている方がいらっしゃいます。
ドライフードだけを与えている場合と比べて、野菜をうまく与えてあげると大変健康的な食べ物になると言えます。
たとえば、天然のビタミン・ミネラルやフィトケミカル(フラボノイド等)、食物繊維、そして何より水分補給にもなります。
健康にいい野菜を「少量」与えることはたくさんのメリットがあります。
しかし、中には中毒を起こしたり、大量に食べると下痢や軟便等、体調不良の原因になる事もあります。
野菜は本来、犬にとって消化の良い食べ物ではないので少量与えるというのが大前提です。
食事全体の20%を超えないように注意して下さい。

犬に野菜を与えるデメリット
野菜を多く与え続けると尿酸値がアルカリ性に傾く傾向があります。(肉とのバランスが悪い場合)また、生野菜はシュウ酸を多く含むのでアルカリ性に傾くとストラバイト結石に生野菜を与え続けるとシュウ酸カルシウム結石の危険性が伴います。
また、野菜の消化が苦手な愛犬は与え方を間違うと消化不良を起こします。
さらに糖質の多いさつまいもなどは肥満を招くおそれがあります。
犬に野菜を与えるメリット
食物繊維として腸内環境の健康維持に役立つ。また、水分補給源としても水をあまり飲まない愛犬には向きます。
あと、ビタミン、ミネラルが生のままなら摂取できますが愛犬が生野菜のビタミン、ミネラルをうまく吸収できるかは諸説あります。
デメリットの所で消化不良のおそれと書きましたが消化しにくいという事は満腹感の持続という側面もありダイエットにはカロリーも低く向く側面もあります。
🐶犬に与えていい野菜一覧|調理方法と注意点まとめ
愛犬に野菜を与えるときは、そのまま食べられるもの・加熱が必要なもの・注意が必要なものがあります。
それぞれの特徴に合わせて、体に負担のない方法で取り入れましょう。
🥕生で与えやすい野菜(少量がおすすめ)
生のままでも与えられる野菜ですが、消化しやすい形にすることがポイントです。
- 大根(葉以外・すりおろしがベスト)
- トマト(プチトマト含む)
- にんじん(すりおろしがベスト)
- きゅうり(15g程度・スティック状)
- レタス(サニーレタス・リーフレタス含む/みじん切り)
👉 生野菜は消化に負担がかかることもあるため、与えすぎには注意し、様子を見ながら少量にしましょう。
しっかり加熱して与える野菜ベスト5
- ブロッコリー(芯以外を15g程度茹でて)
- じゃがいも(芽を取って茹でて)
- さつまいも(焼く、蒸す、茹でるで10g)
- かぼちゃ(皮ごと茹でて10g)
- キャベツ(軽く茹でてミジン切りに)
ちょっと注意しながら加熱したものをごく少量与えてあげられるもの
- ほうれん草(シュウ酸が多いので茹でてから水洗い⇒みじん切り)
- 菜の花(腎臓に問題がない犬にしっかり茹でてみじん切り)
- チンゲン菜(硝酸が多いので茹でてから水洗い⇒みじん切り)
- しょうが(すり下ろして加熱⇒他の食べ物に混ぜて)
しょうがは刺激が強いため、ごく少量だけにしましょう。<>br /
すりおろして加熱し、ほかの食材に少し混ぜる程度にとどめるのが安心です。 - しそ(軽く茹でてごく少量)
皮をむいて潰して与えると良いもの
- 枝豆は無塩で茹で、薄皮を取ってから2~3粒程度にしましょう。
- とうもろこし(しっかり茹でて)
- れんこん(アクを取って柔らかく茹でる)
- さやいんげん(茹でて潰す)
- オクラ(茹でてからヘタを取って潰す)
βカロテンが豊富な野菜も、与えすぎには注意したい食材です。
βカロテンは愛犬の体に役立つ栄養素ですが、野菜ばかりを継続してたくさん与えるのは栄養バランスの偏りにつながります。主食ではなく、あくまで食事の一部として少量を取り入れるのがおすすめです。
- にんじん(すりおろしがベスト)
- モロヘイヤ(シュウ酸が多いので茹でてから水洗い⇒みじん切り)
- ほうれん草(シュウ酸が多いので茹でてから水洗い⇒みじん切り)
- パセリ(栄養価高く少量あげるのに向いている、みじん切り)
- 西洋かぼちゃ(茹でてペースト)す)
犬に与えないほうがよい野菜
たまねぎ、ニラ、にんにく、ねぎ類は犬にとって危険な食材です。体調を大きく崩すおそれがあるため、与えないようにしましょう。。
その他、ナス、たけのこ、ごぼう、ゴーヤなどは、消化のしにくさや刺激の強さが気になるため、積極的にはおすすめしにくい野菜です。
与える場合は体調や体質を見ながら、ごく少量にとどめましょう。心配な場合は無理に与えず、ほかの消化しやすい野菜を選ぶと安心です。
その他中毒を起こした前例が報告されているものとしてたらの芽、アボガドがあります。
野菜を与える時の注意点
野菜はおおむね食物繊維が豊富なため、薬と一緒に食べると薬剤成分の吸収率が悪くなります。
一番おすすめしたい与え方は手作り野菜ジュースをミキサーで作って小さじ1~2杯を食事に混ぜて与える方法です。
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愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修

代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。






























