スタッフレポート

初めての多頭飼い。体験談(先住犬が6才の時)

愛犬の多頭飼い

多頭飼い 犬 体験談

体重2.2kgのポメラニアン(雌)の愛犬ここあ、6才の時です。

多頭飼いをしたくなりここあも留守番の時、寂しさがまぎれるんじゃない?

そんな感じでした。

まず、インターネットで「多頭飼い」を検索。

多頭飼いするなら先住犬が子犬からがベスト・・ふむふむ、でも今飼いたくなったからね。しかたないね。。

さすがに老犬になってからは先住犬が体力的にも辛いので、2頭目飼うなら今だ!と思いました。

 

「多頭飼い 失敗例」と検索して一番、多かったのが飼ってみたら相性が悪かったとの事。

確かに、一番心配だ。

ただし、うちの先住犬ここあの性格はすこぶる大人しく(来客には吠えますが・・)

散歩に行っても他の犬と大人しく挨拶できる犬です。

ポメラニアン

また性格は1才を過ぎてからはおもちゃで遊ぶこともほとんどないし会社に犬を連れて行けるのですが、よく、いるのかいないのか存在感を消すと言われる犬です。

だから後から来た犬をいじめる心配はないと思っていました。

むしろ先住犬ここあは小さいので2匹目の犬にいじめられる事を危惧していました。

多頭飼いの上下関係

そこで「多頭飼い 犬 上下関係」で色々と調べることに。

すると、犬同士の上下関係は人間が介入すべきではないという意見もありました。

でも最初から先住犬が上だと教えるとうまくいくと言う話もチラホラと。

そーいえば私の家族は4人家族ですが先住犬ここあは末の娘にだけは、たまに怒ることがあります。

どーやら4人と1匹の中でも自分は4番目だと思っているふしがあります。

よし!上下関係を教え込めばきっと大丈夫だ、いや絶対大丈夫だ!!!と自分に言い聞かして、ポメラニアンとペキニーズのミックス犬3ヶ月を迎える事になりました。(どちらもメスです。)

なんせ先住犬が小さいため自分より小さい子犬の時にきっちり上下関係を教え込もうと思い子犬にしました。

愛犬3ヶ月

 

はじめは2匹目をケージに入れて1週間ほどすごさせました。先住犬ここあは外では他の犬と仲良くできますが突然家族が増えてびっくりしていたようです。

2匹目の犬はかなり元気で遊び好きでした。食欲もびっくりするぐらい旺盛です。

先住犬は小粒のドライフードでも1粒ずつ噛んで食べる犬で食事に遅い時は5分ほどかかる犬なのですが2匹目は体重1kgで4ヶ月なので先住犬より食事量は多めにしているのですが「ドライフードは飲み物だよ」っていう勢いで食事が一瞬で消えます。

愛犬の多頭飼い

いっしょに食事の難しさ

はじめて食事を一緒にしたときは先住犬に先に食事を与えてちょっと間をおいて2匹目の愛犬に食事を与えたのですが、2匹目があっというまに食べ終えると一目散に先住犬ここあの食事を奪いにいきました。

先住犬ここあは食事に執着がないのであっというまに食事場所を乗っ取られまだ、少ししか食べていない食事を全部食べられました。

あのー食べられたんですけど・・・・という目を私にするだけで先住犬ここあはやはり怒りもしなかったのです。愛犬の多頭飼いの食事

このままいくと先住犬ここあがナメられると思いました。

ですから食事もおやつも帰宅時の抱っこもすべて先住犬ここあを優先にするよう徹底しました。

生後7ヶ月を過ぎると体重も3kgになり明らかかに先住犬ここあより大きくなりました。

遊ぶのも大好きなので転がり回ってる2匹目ちゃるるを先住犬ここあがソファーの上から冷静に見てる事が多かったです。

2匹目の愛犬ちゃるるは先住犬ここあが余程好きらしく姿が見えないで現れるともう匂いまくりです。

あまりにひつこいので、うっとおしいと2匹目ちゃるるを怒るようになりました。

2匹目を飼うまでは次女にたまに怒るぐらいだったのに頻繁に怒るようになってストレスがたまってないか心配になりました。

実際にストレスが溜まっていたと思います。

多頭飼い徐々に仲良く

6kgにも成長したちゃるる、喧嘩すれば絶対勝てるのに飼い始めに絶対的に上下関係をつけた事が正解だったのか2匹目ちゃるるはここあに怒られるとスゴスゴとどこかに行きます。

食事も先住犬ここあがゆっくりと食べるのを待てるようになりました。

ここあが食事を残した時だけ飼い主のOKが出たら残りを頂くという躾けもできるようになりました。

愛犬の多頭飼い 食事を待つ

そして 2匹目ちゃるるが1才になった頃に先住犬ここあに変化が現われ始めました。

2匹目ちゃるるが毎日おもちゃでひっくり返って遊んでいるのを見て、突然ここあが7才になっておもちゃで遊び始めたのです。

徐々に普段一緒にいる時の距離も縮まり、やがては先住犬ここあから少し遊ぶようになりました。

愛犬の多頭飼い 遊ぶ

最近ではよくマウントとるというか後ろから乗って顔でつんつんとする遊びに夢中です。

2匹目が2才になって先住犬ここあは見事、自分にストレスにならないように2匹目ちゃるるにきっちり躾けをしたという事でしょうか?

多頭飼いを始めて1年ほどはいろいろと心配しましたが、多頭飼いをしてよかったという日々を過ごしています。

追記

あれから2年後、先住犬ここあの3倍以上の大きさになったちゃるるは先住犬ここあに怒ることがでてきました。

すると、ここあは完全にやられてしまいます。でもちゃるるはやってしまったという後悔からかナゾのよだれをだらだらと流すようになりました。

そんな事があるとしばらくはここあはひっそりと暮らします。

でも、すぐ忘れるのか1週間ほど経過するとまたちゃるるの上に乗って遊んでたりします。

なんとか 仲良くやってます。

関連記事

  1. 肥満対策には生食がオススメ!愛犬の肥満とカロリーの関係
  2. ヤギミルク ヤギミルクとリンの値
  3. スタッフがお届け!何でもレポートvol.22 「腎パワー元気」
  4. ミニチュア・ダックスフンドの性格、健康と美、病気、食事をまとめて…
  5. スタッフがお届け!何でもレポートvol.35 「新感覚のドッグフ…
  6. 愛犬の夏に大事な水分補給
  7. 愛犬と一緒に「菌活」を!犬・猫の体と乳酸菌
  8. スタッフがお届け!何でもレポートvol.43 「新商品!ハウンド…
帝塚山ハウンドカムASHU

新着記事

獣医師が解説

食事の記事

歯石取りペンチ
帝塚山ハウンドカムASHU
PAGE TOP