人間社会で幸せに暮らしていくためには家族以外の人間、散歩中に会う犬、様々な音に慣れておくことはとても大切なことです。
人に慣らそう
子犬を飼い始めたばかりの方は、ご近所の方や散歩中に会う方となるべくたくさん触れ合わせてあげて下さい。
最初から尻尾を振って寄って行く子であれば問題はありませんが、飼い主さんの影にかくれたり、後ずさりをする子は無理に抱っこしてもらったり急に大勢の人が囲って触ると家族以外の人を怖がるようになりますので注意して楽しく触れ合えるようにしてあげて下さい。
女性、男性、帽子をかぶっている人、杖をついている人など、様々なタイプの人に触ってもらい、好物のおやつをもらっておくと特定の人を怖がることもなくなります。
飼われてる子がすでに家族以外の人間を怖がり、吠える場合は、「吠えれば怖い人間はどこかに行ってもらえる」と学習してしまっていますので、人に会う⇒吠える⇒人間が去ってくれるという悪循環を止める必要があります。
吠え止んでから大好物なおやつをあげてもらうようにしましょう。
犬に慣らそう
よほどの田舎でもない限り、散歩中に他の犬に会わない日は少ないと思います。ですので、他の犬に慣らすことも人間社会で生きていくためにはとても大事です。
人に慣らす時と同様に、無理のないように犬と楽しいときを過ごさせることが大切なポイントです。子犬の頃から色んな体型の犬にたくさん触れ合っておくと、初対面の犬にも怖がることなくあいさつできるようになります。
小型犬の子犬が大型犬と遊ぶ時は、大型犬の子に悪気がなくてもはしゃいでケガをしてしまうこともありますので様子を見ながら遊ばせてあげて下さい。
散歩中、犬に会うと吠える子も、吠えると怖い犬が去ってくれると思っていますので、犬は怖くない動物と思ってもらいたいのですが、散歩で練習されるだけではとても難しくなります。
ですので、しつけ教室に参加されての練習をおすすめします。
音に慣らそう
自転車やバイク、電車、雷、花火などを怖がってしまう子も少なくありませんが、子犬の時期に馴染んだものには成犬になっても極端には怖がりません。なるべく様々な音を聞かせて慣らしていきましょう。
子犬が音に慣れるためのCDも販売されていますので、CDをゴハンや遊ぶ時に聞かせるのもオススメです。
雷や花火などを聞くと怖がってしまう子はハウスの中に入れてカバーをしてあげたほうが安心できます。アロマ(バッチフラワーレメディ)などで少しずつストレスをやわらげてあげる方法もあります。
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修
代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。