子犬の育て方、悩み

愛犬のしつけ初級編 vol.4 愛犬のご褒美を正しく理解する

愛犬のご褒美を正しく理解する

愛犬のしつけご褒美編

トレーニングにはご褒美

ご褒美、ご褒美と聞いたら皆さん何を想像されますか?
愛犬とトレーニング。

愛犬に色んな事を教えたりするときに使うのもご褒美。堅苦しく言うと成功報酬ですね。
正しいことをしたときにそれをすごい上手だよすごいいい子だよっていうのを伝えるためのきっかけとして使うのがご褒美ですね。

でもご褒美にはいろんな種類があります。
おやつ、食べ物ですね。
おいしいものカリカリドッグフードが好きという子はそれでもいいと思います。

おもちゃを使うのもいいですね。
音の鳴るオモチャだったり、引っ張りこするようなオモチャもあります。

あとは飼い主さん自身の褒める声だったり、優しい雰囲気であったり、触ってくれる手だったりそういうのもご褒美になる愛犬ももちろんいます。

ちなみにトレーニングで一番よく使うのはおやつです。

アクティブな愛犬ならおもちゃで体を動かす方が楽しくなるご褒美。
愛犬が何が好きなのか。

うちの子食べるのがめっちゃ好きやねんって言ったらもちろんおやつになりますし食べ物より遊びたい動きたい愛犬もいます。
どっちも別に興味がないんですよという愛犬ももちろんいます。
そういうときは飼い主さんの褒めたりするのみが大事な力になるので飼い主さん頑張らないといけません。

愛犬のご褒美にはおやつが最適です。

おやつのご褒美に適したもの

そして、おやつのご褒美に関しては一瞬でパク・ゴクができてなおかつそれに対して愛犬が満足してくれるっていうのが大事です。
だからどっちかというと匂いがきついおやつの方が愛犬は喜びます。
逆にちっちゃい子がビスケットとかでご褒美貰った瞬間、めっちゃパリパリパリパリ食べ続けているとあまりにも時間がかかりすぎると何を褒められたんやろか?っていう話にもなってきます。
ですから、なるべく小ぶりで且つ愛犬が喜んでくれるものがベストです。

その時その時で色んなおやつを上手に使って愛犬に満足、褒められてうれしいって思ってもらえるように使ってあげてください。

最近は小型犬なんかは食にこだわりが多い子も多いし体のためにこだわってあげたいっていう飼い主さんも増えてらっしゃると思うので、
体に良くてなおかつ満足してもらえるようなものをちょっと考えてもらえたらなと思います。

愛犬のご褒美にはおやつが最適です。

おやつのご褒美のタイミング

次に、正しいタイミングでそのご褒美を使ってあげてほしいなと思います。

愛犬しつけトレーニングいろいろやっていく上でやっぱり褒めてあげる。
正しい行動したら正しいですよってしっかり褒めてすごいねって言ってもらうということが何より大前提、大事なことだと思います。

なかなか普段から褒めることってあるかな?って思うんですけど、愛犬しつけトレーニングするのはやっぱりめっちゃ褒めるって大事なことなんで褒めるのもセンスです。
しっかり愛犬に正しいことを伝えてあげるように飼い主さんもちょっと努力をしてあげてくれたらなと思います。

正しいことをした瞬間に声をしっかり正しいよって言ってあげてからそれプラスおやつだったりご褒美だったりを使ってあげてみてください。

飼い主さんははちょっと頑張ってこれを練習していてあげてください。

パブロフの犬

パブロフの犬ってベルが鳴ってご飯というふうに愛犬に刷り込みをしていくと何が起こるか
ベルが鳴るだけで、愛犬はごはんだと判断しダラーってヨダレたらします。

何、何、ベル鳴ったんやけどご飯じゃないの??
先に先にこう情報をしっかり認識してるのでベルが鳴っただけで嬉しいことが起きると体が反応します。
愛犬はしっかり学習することができるんです。

それはしつけにももちろん使えます。
ですからパブロフのベルを飼い主さんの声にしてしまうんです。

いい子だね正しいねと伝えるという褒め声があり、それプラスご褒美が出るっていうのをひたすら繰り返してれば褒め声だけで
僕は自信持っていいよ、今の僕は正しいことをしたぞって褒められてるんだなっていうふうに認識できるようになります。

正しいことをした瞬間にしっかり声ですね
声を出してご褒美プラスあげてください。
ちょっとタイミング忙しいです
最初に慣れるまでは正しいことをした瞬間にしっかり声プラスご褒美は忙しいかもしれないですけど大事です。

ご褒美が出たと思ってしまう愛犬

最初にご褒美には種類があると書きましたがおやつ、おもちゃ、飼い主さんの声だけではありません。

愛犬は正しいことをした瞬間にご褒美が出ると正しい行動と覚えます。

例えば、ピンポーンと玄関のベルがなりました。
ワンワンワン!めっちゃ吠えるっていう愛犬はめっちゃ多いんですけど正しくないことにご褒美が出ています。
ちょっと男気があるというか、僕は家族を守らなければならぬと思っている愛犬です。
ピンポーン鳴りました。頑張ってワンワンワン!なんやねんお前!と吠えてみました。
宅急便さんが来ましたけどもワンワンワン!と吠えている間に用事が終わったら帰りますよね。
それが実は愛犬にはご褒美が出ちゃっているんです。
僕が頑張って吠えたから僕の家にはよそ者が入ってこなかった。
宅急便屋さんは配達が終われば帰らないといけないだけなんですけど帰ってしまいました。
僕が頑張った結果よそ者が撤収しました。
僕が頑張って吠えれば吠えるほどみんな逃げていく、逃げ帰っていく。
僕すごい!!それって飼い主さんからするとうるさいだけなんですけど愛犬的には正しくご褒美、やってやったぜって感じです。。

いわゆる問題行動っていうやつはそういうパターンも意外とあります。

 

うちの愛犬ちょっと気になる事がありますと言う場合、それって原因って絶対あるんですよね。
その原因って考えていたときにもしかしたら愛犬にとってすごいいい感じのご褒美、結果としてねご褒美が出ちゃってるよっていう場合もあります。

普段の日常生活の中で本当は覚えてもらいたくないことに対して思い当たることがあれば愛犬にとってはご褒美になっているのか1度考えてみて下さい。

 

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ベテラン ドッグトレーナー 石原先生が監修

愛犬のしつけドッグトレーナー石原先生

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