健康

愛犬の唾液量が免疫力を高め、発がん性物質を抑える?

犬の唾液と免疫力の関係

犬の免疫力の強さは唾液の分泌量と比例しています。

元気な子犬期~成犬期は唾液をたくさん出しています。それに反して病気の犬は唾液の分泌量が減るためよく喉が渇き水をよく飲むようになります。

老犬にさしかかり、ドッグフードを喉に詰めやすくなったり、食事の途中で頻繁に水を飲んでいる場合は、唾液の量が減って免疫力が低下しているサインになります。

犬がストレス状態にある時(緊張している時)は口をしっかり閉じていて唾液の分泌量も少なくなっているのです。
食事面でも同様で、食後に喉が渇きやすい食べ物は内臓にストレスをかけ、免疫力を低下させてしまいます。

たとえば、精製された塩に化学調味料で濃く味付けされたドッグフードやおやつは食後ものすごく水を飲みます。また、酸化した油が含まれている食べ物は喉が渇き、胸やけや胃もたれを起こします。さらに、ステロイドや抗がん剤のような薬を飲んだあとも喉が渇きやすくなります。

ところが、新鮮でおいしい香りのするドッグフード等はにおいをかいだだけで唾液が出て免疫力が上がり、ストレスも解消してくれます。自然塩や素材が良い食材は口に含むと唾液がタップリと出ます。これは体が喜んでいると判断することができます。

犬は唾液中にアミラーゼ(でんぷんの消化酵素)を含んでいないので、噛む必要がない、食べ物を引きちぎって飲み込むだけと言われていますが、野生の犬(オオカミ等)は骨を噛んで砕き、皮を引きちぎって獲物を食べています。そうすることで唾液の分泌量を増やすことができています。

実際、唾液中には12種類のホルモンと20種類の酵素があることが解っています。まだ未知なる成分も含まれていると考えられています。唾液が多いと胃腸の調子が良くなります。

唾液中には発ガン性のある物質をわずか30秒でやっつけるペルオキシターゼという酵素や、皮膚や胃腸の表面の再生を促し、傷を修復する上皮細胞増殖因子(ホルモン)、脳の若返りを促すホルモン等があることが知られています。

また、ボケ防止や血管や脳の詰まりを洗い流すパチロンというホルモン、内蔵脂肪を燃焼させるホルモン等も含まれ、よく噛むほど若さと健康にはいいといえます。

愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修

株式会社帝塚山ハウンドカム
代表取締役 川瀬 隆庸

  • 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
  • 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
  • ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
  • 小動物栄養管理士認定
  • D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
  • 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
  • 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了

愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。

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