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5回洗米法による腎臓ケア

2024.4.23読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「5回洗米法による腎臓ケア」

機能が低下した腎臓をいたわるフード食材を探っています。現在、新しい視点で注目を集めているのが植物性タンパク源である白米です。

腎臓にやさしい植物性タンパク質

2024.4.17読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「腎臓にやさしい植物性タンパク質」

同じタンパク源である肉・魚に比べて派手さに欠ける穀類・豆類ですが、健康の維持という点から見ると植物性タンパク質は大変良い仕事をするようです。

植物性タンパク質のちから

2024.4.4読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「植物性タンパク質のちから」

現在、環境負荷や健康機能の面から植物性タンパク質の価値が注目されています。

2020.5.15　新発売

長寿犬への道　43の心得発売

代表取締役 川瀬隆庸が自身の体験を元に愛犬の健康に大切なことをまとめた書籍をamazon Kindle出版いたしました。


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犬 健康情報・関節トラブル

犬の関節トラブルの治療と対策についてご紹介。

関節トラブル

「関節トラブル」

小型犬は、膝蓋骨脱臼症候群（シツガイコツダッキュウショウコウグン）
大型犬は、股関節形成不全（コカンセツケイセイフゼン）が多発するようになりました。


痛みは、薬や注射等で和らげられますが、根本的に改善する事を考えると失った軟骨を再生させる必要があります。

関節を形成する骨は軟骨におおわれクッションの様に衝撃を和らげて関節を滑りやすくしています。しかし、加齢やいつも同じ個所に負担のかかる継続運動によって軟骨がすり減ってきます。こうなると痛みが起こります。


◆治療と対策
抗炎症薬・鎮痛剤などが使われるが、これは病気の進行を止める治療法ではありません。
軟骨を再生させる為には、グルコサミンとコンドロイチンやメテルサルフォニル（MSM）が必要です。

▼グルコサミン（カニ・エビ等の外皮中のチキン質に含まれる）
軟骨の成分でプロテオグリカンを生成するのに必要な成分、これにより軟骨により多くの水分を保持する事ができます。

▼コンドロイチン（サメ軟骨に多く入っている）
プロテオグリカンを構成する成分、軟骨に水分を吸収する役割をになっています。


推間板も関節の間にある軟骨と同じく、クッションの役割を果たしています。


◆メテルサルフォニル（MSM）
グルコサミンは、軟骨を形成する材料として使われているアミノ糖であるのに対してメテルサルフォニル（MSM）は、骨・皮膚・関節を作っているミネラルです。

メテルサルフォニル（MSM）は、大切な栄養素の１つであるにも関わらず今までほとんど研究が行われてなく、最近ようやく米国健康食品業界で注目を浴び、サプリメントとして一般市場に登場してきました。これからの関節ケアに期待される栄養素です。



◆その他に。予防・改善に重要なポイント

１、運動による改善
普段あまり運動しない子が、ドッグラン等で急に勢いよく走ったりするとじん帯を痛める場合があります。大切な事は、急激な運動ではなく、毎日の適度な運動や散歩で、しっかり筋肉をつけて関節部を保護する事が重要です。

２、抱っこも注意！！
小型犬の場合だっこしようとして前足をもって抱き上げるのはＮＧです。全体重がかかってしまい、肩の関節を痛める事があります。

３、滑りやすい床は注意！
フローリング等、滑りやすい床にはマットをひいたり爪やパットの裏の毛を切って予防して下さい。

４、階段に注意！！
ダックスフンド、ビーグル、コーギー等は、毎日の階段や玄関の昇り降り、またはベッドやテーブル、椅子等へのジャンプは特に気をつけて下さい。

５、肥満は大敵
全ての犬種において、肥満によって悪化をまねいたり、トラブルのきっかけになる事が多いです。腰にくびれがなく、脇腹を軽く触って骨がわからないと肥満です。すぐに対策をとってください。

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愛犬の関節トラブルの治療と対策、予防・改善のポイントについてご紹介しております。

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